みなさまこんにちは(・∀・)ノ♪
今回は濾過槽のクリーニングを紹介します
うちの自作濾過槽洗浄は年に1回です
自作濾過槽の掃除
本当は自作濾過槽の作成からお送りしたかったのですが(^_^;)
その濾過槽を作ったのがかなり前のことなうえに、写真も撮らずにおりましたので記録が一つも残っておりません(ノД`)・゜・。
同じか似たようなものを作る予定もないのでもし今後紹介するときは、部品を買ってきて完成品と合わせながらの紹介になるのかな~と考えています
自作濾過槽とはどれのこと?
クリーニング方法をご紹介する前に、サンゴ水槽ではない方のお魚水槽を画像になりますが正面図でご覧ください
図の説明です(≧▽≦)!
①幅120×奥行45×高さ36cm水槽
②横・上部設置型自作濾過内オーバーフロー槽
③外部フィルター3台
④外掛けプロテインスキマー(海道達磨)
⑤自作補強改造水槽台
(;・∀・)②の下方部分を小さく描いてしまいました(汗)
②はシルバーラックの台に収まっており、シルバーラックは水槽台に繋げた天板(天板はコの字型に柱板と底板で水槽台と固定)に乗っています
勝手に名付けてしまいましたが②の自作濾過槽が今回お掃除する物です(^-^)
濾過槽を外す下準備
掃除を始めるにあたり濾過槽に関係する水の流れを止めなくてはなりませんね(゚∀゚)
①図の左下の外部フィルター2台を止め、濾過槽内ポリエステルマットの下に仕込んだエアレーションも止めます
右下の外部フィルターとプロテインスキマー、描いてありませんが水流ポンプなどで循環していますので、掃除の間は水槽を放っておいて問題ありません(*‘∀‘)
濾過槽のフタは排水パイプを通すため部分カットしてあり、隙間からの塩だれ抑止にラップを詰めております
②ラップをはがして捨て、フタは洗い場で洗います
汚いので画像処理してありますm(__)m
③濾過槽内の綺麗な海水を水換え用ポンプでバケツに抜き取る
濾過槽の底には濾〈こ〉しとれなかった粉状のゴミ汚れが沈殿しているので、上澄み部分を汚水のギリギリまでろ材洗浄用に抜きます
④外部フィルター2台の排水パイプとチューブ付きのエアーストーンを、タライやケースなどに引っ掛けておく
⑤濾過槽の水槽側に伸びた塩ビ排水パイプから水滴がたれないように、ラップと輪ゴムで漏れ防止を施す
これで濾過槽を外す準備ができました(*^^)
濾過槽の洗浄
以前はろ材をいったんタライに取ってから濾過槽を外に運んでいたのですが、近年はろ材ごと濾過槽を持って運んでいます
①濾過槽を外に運んで台に置く
今回はプランター台が余っていたので(^_^;)バランス悪いけどなんとか
②網状のケースをプランター台に置く
③ろ材を緑のケースに敷き詰める
ろ材を赤や黄色のネットで仕切っており、そのひとつひとつが重くないようにいくつにも分けておいてます
ろ材を取った後の濾過槽に残った汚水はそのまま捨てます
④バケツ半分の海水を使い濾過槽の内側を洗浄する
汚れが目立つ箇所をスポンジで軽くこすり落とします
⑤外側は水道水で洗う
接着箇所はシリコンの隙間に汚れが入りますが、無理して洗うと漏れの原因になるのでそっとしておきます(;・∀・)
⑥バケツの残った海水を2ℓ計量カップに汲み、高い位置からろ材に打たせ湯のようにかけて洗浄をくり返す
⑦バケツの海水を全てかけ、緑のケース下部分からの滴りが終わったら、ろ材をネットごと持って濾過槽に戻す
ここで注意することはろ材の順番と4つの角に隙間をつくらないこと、なるべく平行にまんべんなく広げてなだらかに(´ω`*)
角に隙間があるとそこを通過した海水は濾過されないことになってそしまい、せっかくの濾過槽の能力が下がってしまいます
⑧ろ材を全て戻したら外側を拭いて元の場所に運びます
これで濾過槽の洗浄は終わりです
自作濾過槽の稼働再開
①位置の固定をしたら外部フィルター2台の排水パイプを掛ける
②活性炭パックを置きエアーストーンをポリエステルマットで挟み、排水パイプを所定の位置にセットし給水開始
③オーバーフロー直前に給水を止め、洗浄後の通水汚れが沈殿するように1時間待つ
④③の間に濾過槽水量分の人工海水を新たに作ったり外の片付けをする
⑤給水を開始して漏れがないかの安全確認
どうやら
大丈夫みたいです(≧▽≦)♪
⑥バクテリアを適量入れてフタをする
⑦塩だれ抑止にラップをする
なんかこんもりしてしまった(・_・;)
うん!透き通ってますね(*”▽”)♪
⑧水槽に新しい人工海水を追加して後片付け
全行程終了して稼働再開です ^^) _旦~~
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バクテリアを考えた掃除をしよう!
私の水槽の循環は図のような流れになっており、水流ポンプで左右の海水を行き来させている形になります
水流ポンプはタイマーに繋いであるので時折、水槽内の流れが変わり、生体にとってのストレス減少にも貢献できてるのです
今回は自作濾過槽の洗浄だけしましたが、大きな注意点として「バクテリアの住処を全て同日に掃除しない!」これを上げたいと思います(・∀・)
水槽内のライブロックにもバクテリアは住みついていますが、その他水中の空間にはほとんどおらず「ろ材」に多くつきます
図の中では自作濾過槽の次に外部フィルター内が多くのバクテリアの住処です
ろ材の洗浄で特に気を付けなくてはならない事は、「バクテリアを殺さない・なるべく減らさない事」なんですね
水道水でごしごしガチャガチャ洗ったりしない理由はこれ(^-^)
しかし極力バクテリアを減らさないよう掃除しても、洗浄後はどうしてもバクテリアが減ります(>_<)
それを全箇所行ってしまうと生物濾過のバランスが大きく崩れてしまい、換水間隔の短期化や水槽内生体の病気を誘発するなど、良くない事態を招きかねません
ですので私のところで次の掃除場所は外部フィルター1台を1か月後以降に行います
ろ材が1か所の場合はこの限りではありませんが(´▽`*)
そしてもう一つ!濾過槽内にエアレーション(*‘∀‘)
濾過槽にエアレーション?
テクニックとして覚えておくのじゃ
濾過槽内でもバクテリアによる硝化作用しょうかさようで大量に酸素を消費されているのですが、ここにエアレーションをかけることで生物濾過が飛躍的にアップするんです(´▽`*)
仕掛ける場所も重要ですが初めの頃は底の方に設置していたのを、上記稼働再開②で記述した場所に移したんですね
結果は感覚的に良くなったと思っていて、シャワーパイプは下方に向けてるので上がってきたエアーとぶつかり合い、気泡を見る限りではろ材全体の上部にあたる約1/3をカバーしているのではないかと!
生物濾過が要の「魚飼育はバクテリアを飼育すること」なのだと私は考えます(・∀・)
バクテリアをいかに飼育量の最大まで増やすか、掃除により減らした数を取り戻す期間を適切に設けれるか、見えない部分のケアですが必要不可欠と思えます
今回も起き海ありがとうございました