ルリスズメダイとデバスズメダイの生態と飼育注意点と選び方

こんにちは(・∀・)ノ♪管理人です

今回はマリンアクアリウムでおそらく

最もポピュラーなスズメダイ2種類を紹介します

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丈夫でポピュラーなルリスズメダイ

私の水槽でも一番長生きしているお魚

それがルリスズメダイなんです(´▽`*)

チャーム本店

ルリスズメダイとは

海水水槽で”“が美しく安価でとても丈夫な事から、初めて飼育するのにはもってこいのお魚であると言えます

ルリスズメダイの名前のルリは瑠璃色(やや紫を帯びた鮮やかな青)からきており別名をコバルトスズメダイ、こちらもコバルト色(強く明るい鮮やかな青)からきており、やはり美色なブルーカラーより名前を付けられているんです

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b*******************pさん写真ACより

学名:Chrysiptera cyanea

英名:Blue duskytail damselfish

      :Sapphire devil

和名:ルリスズメダイ

スズキ目‐ベラ亜目‐スズメダイ科‐ルリスズメダイ属

寿命は自然界で2~3年飼育下では3~5年ほどと言われています

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私のところではめでたく10年を突破しましてウーディニウム病を2回はね返し、ぬしの如く元気に泳ぎ回っておりますので個体や環境によっては長期飼育可能な種です(*^-^*)

ルリスズメダイの生態

青い体色の中にも眼球を黒いラインが横切る特徴を持つルリスズメダイ

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コバルトスズメどアップ

和歌山県以南・インド洋~西部太平洋の浅いサンゴ礁域にハーレム(haremハレム)、一夫多妻制コロニーを形成し生息しています

雄は尾びれまで真っ青、雌は尾びれが透明で見分けがつくんです(*‘∀‘)うちのは雄ですね

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雄の縄張り意識はとても強く自分より大きな魚にも攻撃するほどで、英名にサファイアデビル(青い悪魔)とあるように気性の強い魚です(;・∀・)

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飼育の注意点と選び方

小さな頃はそこまでではないもののやはり強い性格のため、飼育には注意が必要になってきます

同種での混泳はミニタンクでは避けたほうがよく、大きな水槽でもルリスズメダイのペアを意識したほうがいいと思います(・・;)他のスズメダイは攻撃対象になってしまうので危険です

他種の魚も一回り大きい魚を選んでおくのが無難かと

サンゴ水槽には大きな問題はなく入れられますしライブロックの量や大型水槽、レイアウトや大型の魚の有無で同じ位の大きさの他種を飼育できたりもしますので、混泳も絶対にダメということはないかもしれませんが(^_^;)推奨です

選び方ですが

元気かどうか…じっとしていて動かない(魚種による)

呼吸は荒くないか…さっきまで暴れていたのなら仕方ありません

目を見る…白く濁っていたり目が出ていたら避けます

口を見る…傷やただれの有無

鰭を見る…白い点の有無、ボロボロになっていないかどうか、透明な部分(特にメスですね)が白濁りしてないかどうか

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沖縄ワールドダイビングさん ルリスズメダイ

体表…白い点や白カビのようなものが付いてないか、赤く血がにじんでいるような箇所の有無、白透明な膜が被っているように見えるかどうか

泳ぎ方…逆さになっていたり、ある方向に寄って泳いでいたり、水槽の壁にぶつかってばかりではないだろうか

全体的に…痩せ細っていないかどうか

問題なさそうでしたら気に入った個体を選びましょう(*‘∀‘)


(海水魚)沖縄産 コバルトスズメダイ(1匹)

淡い色で美しいデバスズメダイ

過去に飼育していましたやさしい青系色をしたデバスズメダイ

ルリスズメダイとは真逆でおとなしい性格のスズメダイです

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デバスズメダイとは

こちらも海水水槽でポピュラーなスズメダイで、薄い青緑・薄い水色・水色・薄い青色など太陽光線や照明のあたり加減で様々な淡い色の表情を魅せてくれるとてもかわいいお魚です(´▽`*)

和名であるデバスズメダイのデバは、下あごにある歯(犬歯のような歯)が前につき出ている事から呼ばれているそうです

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学名:Chromis viridis

英名:Blue-green damselfish

      :Blue-green chromis

      :Blue-green puller

和名:デバスズメダイ

スズキ目‐ベラ亜目‐スズメダイ科‐スズメダイ属

寿命は3~5年と言われておりますが、飼育下で5年より生きることもあるそうです

私が海水魚飼育を始めた頃、群れを見たかったことから2匹を計5匹の3匹追加購入したのですが、追加した個体の中に息の荒いデバスズメがおりました

気付かなかったのは無知すぎた頃の私のせいなのですが、あっという間に病気は広がりデバスズメダイをすべて死なせてしまいました(T T)

その時から特に水槽に病気を持ち込まないようトリートメント強化を実践し始めたのです

以降は混泳上デバスズメダイを購入したことがないのですが、またいつか機会があれば飼育したい魚であります

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デバスズメダイの生態

日本では奄美大島以南、海外では紅海やインド洋~中・西部太平洋に分布し、その浅場のサンゴ礁域に生息!

とても協調性のある魚で、大きな群れをつくり暮らしています(*”▽”)

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沖縄ワールドダイビングさんより デバスズメダイ

外敵が近づくとパッとサンゴの隙間に隠れるなど、臆病ながらも慎重であることが覗える魚です


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飼育の注意点と選び方

ミニタンクであれば2匹、60cm規格水槽以上なら5~6匹以上が望ましいとされるほど、群れで泳ぐことで安心する種だそうです(^-^)

こちらも初心者向きの海水魚ではありますがまだ2匹飼育の時の状況を思い起こすと、ルリスズメダイやカクレクマノミよりも少し水質に敏感な気がします

ある程度の丈夫さと飼育後の混泳する他種の幅広さが、初めての海水魚向きとよく語られる所以かもしれませんね(*^^)ほんとにきれいだし

さいばーちょっとさん写真ACより

この写真…ルリスズメダイの他にもアオバスズメダイが数匹混ざってますね(´▽`;)デバスズメダイのそっくりさんであるアオバスズメダイ!見分けるのは簡単で胸鰭むなびれの付け根が黒いのがアオバスズメダイで、黒くないものがデバスズメダイなんです

普通にデバスズメダイとしてアオバスズメダイが流通したりします(^^)

では選び方ですが

元気かどうか…じっとしていて動かない(魚種による)

呼吸は荒くないか…多数売っていたのなら周りとも比べてよく観察しましょう

目を見る…白く濁ってたり目が出ていたりしてないか

口を見る…傷やただれの有無

鰭を見る…白い点の有無、ボロボロになっていないかどうか、透明な部分が白濁りしてないかどうか

体表…白い点や白カビのようなものが付いてないか、赤く血がにじんでいるような箇所の有無、白透明な膜が被っているように見えるかどうか、念入りに見ておきましょう

泳ぎ方…逆さになっていたり、ある方向に寄って泳いでいたり、水槽の壁にぶつかってばかりではないだろうか

全体的に…痩せ細っていないかどうかやエサ食いなど総合的にもしっかり判断しましょう

同種間…同じタンク内に病気の魚や死んでいる魚がいたら購入は我慢です


(海水魚)デバスズメダイ Mサイズ(2匹)

終わりに

今回は大変人気のあるスズメダイ2種を、タイプが違うわかりやすさから紹介させていただきました

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広大な海の写真を見ていると水槽で再現したくなったりするんですが

このスズメダイ達は自然界では縄張りに入られると攻撃こそすれど、水槽内のように逃げ場が少なく執拗に追い立てられ命を落とすことはほぼありえません

そこで必要なことは自分の水槽内で再現できうる限界を見極める(>_<)

言うは簡単ですが知るには経験が必要となる作業ですよね…

混泳の部分を書くにあたり、また自分にも問いかけをするとても勉強になった回でありました

では起き海ありがとうございました

次回もよろしくお願いします(´▽`*)

 

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