ご覧くださっていた皆様・・・
大変長い間ご無沙汰しておりましたm(__)m
このブログで使用している、とあるプラグインを何気に更新したら
ブログのホーム画面にあるメイン部分
記事ごとにマスで分かれた各コンテンツの
内容を分かりやすくするための抜粋文
その抜粋文がいくつか壊れてしまい
修正を試みるも全く直らずあれよあれよと時間が過ぎて
他の用事を優先せざる負えなくなり
ブログと疎遠になってしまいました( ;∀;)
自分のつたないPC知識では
修復不可能と判断し
(゚Д゚)ノこのまま続行だ!
と、あいなりました・・・
サボリすぎじゃない?
(;゚Д゚)ノ「さぼったんじゃないもん!」
プラグインとは拡張機能
つまりこのブログを作るのに便利なお助けアイテム
・・・のようなものじゃな
ではお久しぶりの起き海
始まります♪
自作背面式ろ過水槽始動
ブログを書いていない間も当然お魚やサンゴは生活しており、水槽内も様子が変化してきております。
中でも新規立ち上げとなるこの水槽は生体を入れる前から問題山積みですw
※起き海では筆者による生体の飼育実録をお送りしております。
どんな生体をメインにする??
まだマリンアクアリウム経験の乏しい頃は、とにかく好きな魚やサンゴを何匹も何種類も飼育したい!…と漠然に考え、余計な出費がかさんだりマッチした水質の環境維持が出来にくい用具を選んだりしてましたね。
さすがに結構経験は積みました
(*’▽’)bグッ!
“メインを何に?“それが決まれば適したシステム構築は簡単!
などと思っていましたがそんな安易ではありませんでした。
なかなか決まらないんですね~これがまた(^^;)というより決心が付かないと言った方が合ってるのかも…。
使用する60cmワイド水槽ですが長い面を区切って背面濾過にリメイクしてあります。区切った広い側のほぼ45cmキューブ水槽の容量が観賞部分、残りはろ過スペースとお考え下さい。
高級魚もいいけど120cm水槽は魚だけ水槽…。やっぱりサンゴは欲しい。
サンゴメインの水槽。イソギンチャク水槽にしてカクレクマノミの産卵を目指したい。
(・_・)でも店舗水槽も手狭になってるし溢れたサンゴのストック場所に必要かも。ミドリイシにチャレンジしたい。
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沖縄のサンゴ礁 沖縄ワールドダイビングさんより
結果、私が選択したのはミドリイシ水槽です(・∀・)♪
水質の変化に敏感なミドリイシをこのサイズの水槽で飼育しようというのはかなり大きな決断で、最後の最後まで真剣に悩みました。
でもイソギンチャクやカクレクマノミの産卵は水槽にスリットがあるのでやっぱり却下。欲しい高級魚はこの水槽じゃ窮屈だし。
そうなるとサンゴ水槽。
LPSも少し置けるし(溢れたソフトコーラルにとってはゼロに近い硝酸塩濃度が気の毒だけど)…上記と、自分が死ぬまでにミドリイシを長期飼育してみたい思いでSPSメインに決めたのです。
ミドリイシ入門!SPSの基本を考察
水槽でSPSを飼育するのに必要なのは環境維持。
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硝酸塩濃度を0~2ppm以下に抑えリン酸塩とケイ酸塩を低レベルにした低栄養塩環境、炭酸塩高度は8~12dKHの高炭酸塩高度。
phやカルシウム濃度マグネシウム濃度と他の不足する微量元素を維持、ホワイトの波長も入れた明るい照明で照らし大きな水質変化を与えない…。
こちらの水槽でクリアが難しいのは水質変化でしょうね。
でも実際に挑んでみなければわからない事もあります。どの程度付きっ切りにならなければいけないのかなど。
とりあえずサクッと思いつくSPS飼育に必要な環境を基に、次は水量や設置場所の空間を考慮しながら水槽機器をあげてみます。
水槽機器の選定①
しっかり深く突き詰めると硝酸塩濃度はリン酸塩と関わりがあるらしいのですが、ここではその辺りを外して考えていきます。
注)先にお断りしておきます。起き海の筆者はしがないアクアリストですので高価な機材を購入リストに加えません(;・∀・)
・サンゴ水槽の適切な循環のために
どうしてもベアタンク(底砂無し水槽)にこだわる私は少しでも生物濾過のエリアを多めにとりたいので、ろ過サイドの更に区切った広い方をろ過槽にあてます。
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自然と残ったエリアに装置を詰め込まなくては(・・;)
(結果60cmワイド水槽シリーズ最終回での今度はサンゴを敷く予定なんです発言をサラッと裏切りましたw)
でもサンゴ水槽の海水循環は要の部分ですのでしっかりしたものを選びます。
以前に記事で濾過の回転率という話を書いたのですが、サンゴありの水槽なら10回転は欲しいところ…と記述しました。
この10回転とは水槽総水量が1時間に循環する回転数です。
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循環ポンプ吐水から1周して戻るまでが1回転。
昔は海水の流量が淡水の2倍あった方が良いとありましたが、現在いろいろ調べてみるとプラス2回転でも良さそうですね。
排水流量に問題がなければ装置は強いに越したことはないかなと。流量調節出来てお財布と信頼性で安心なRio⁺1100!
こちらの60Hzでは最大流量26L/mですね。
mは分ですので26L/mが表しているのは1分に流れる量が26L。
これを1時間に直すと…
26L×60m=1560リットルになります。
60cmワイド水槽(60×45×45)の総水量は121.5リットルですが、ライブロックやろ材と装置などを差し引くとおそらく85~90リットルに近いのが総水量だと想定しました。
1時間の最大流量を総水量で割ると…。
1560L÷90L=17.33333… 17回転以上!
ちなみに想定しない総水量121.5リットルでは
1560L÷121.5L=12.83950… 12.8回転!こちらもかろうじてクリアしています(*’▽’)
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水槽内揚程なので揚程での能力落ちはそれほどではないにせよ、しばらく使用するとある程度スペックは下がりますのでベストな選択ができたと思います。
水槽機器の選定②‐1
・硝酸塩を2ppm以下(出来れば0を維持)にするために
安価な部類でも強力なプロテインスキマーとバイオペレットリアクター。この二つは欠かせないところだったので探しました。
SPS水槽のプロテインスキマーで大事なのは”強力な”…そこは抑えたいのですが、装置エリアに収まるサイズにしないと入らないので製品を詳しく調べます。
装置エリアは横19×奥行き21×高さ42cm。
これは大体のサイズですし水槽はフランジ(水漏れ防止)になっており、間口からエリア端は少し斜めなので横・奥行きはもっと詰めて考えないと(◎_◎;)
Rio⁺1100の幅と奥行きは決定事項ですから余っている空きを考え探していたら…!気になるいい商品を発見しました。
(真実は以前から知っていて興味が高かった商品)°。。(-₋-)ウム
(^^)/それがこちらドンッ!
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(=゚ω゚)ノドドドンッ!!!
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どうですか!?この輝きっ!(*”▽”)…ライトをがっつり当ててますがw
エアーリフト式なのに下記のspec!!
その名も『ターボプロテインスキマー』
・強力で効きそうな名前(゚Д゚;)ハッ!
・最大適応水量は驚異の250L!(゚Д゚;)スゴッ!
・コンパクトなのにハイクオリティ(゚Д゚;)ナニッ!?
・フランジでも設置可能(゚Д゚;)…ほう…新設設計ですね
・専門雑誌コーラルフリークスでも掲載された
性能が本物か試してみたいしこの価格帯では他に類を見ない、何より空きスペースにジャストフィット(≧▽≦)!即決ですね!
能力は如何ほどか、とても楽しみになってきたところですが…。
今回は長くなりましたので次回に続きます。
水槽機器の選定②‐2としてバイオペレットリアクターから実録をお送りしようと思います。
今回も起き海
ありがとうございました(@^^)/~~~