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・・うちのカクレクマノミの♀・・・のはずです
カクレクマノミのペア
海水魚の中でも私が大好きな魚のひとつ
カクレクマノミです
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その後ろ姿です
躍動感ある写真が撮れたので
連続貼りしました(≧▽≦)
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こちらは♂のはずです(^_^;)
カクレクマノミのオスとメス
カクレクマノミは生まれてきた時は全てがオスで、集団で成長するとともに個体差ができ
その中でも1番大きな個体がメスになります
そして2番目に大きな個体がオスになるのですがそこで不思議な事にその2匹になれなかった集団のその他個体は
オスでもメスでもないのです・・・・・・
(;´ ゚д゚)はあ???
なんかなぞなぞみたいな説明でしたね
冒頭で♀のはず♂のはずと書いていたのは、この説明にあてはめると「そのはず(^-^;」ということなんです
クマノミは雄性先熟(ゆうせいせんじゅく)
クマノミの仲間は雄性先熟(雌雄同体の動物でオスの生殖器官がメスの生殖器官よりも先に成熟する現象のこと)で
ゆ・・・雄性先熟・・・
生まれてきた時はみんなオス
メスが決まり次に大きなオスがオスとしての役割になるオスとなり
その他のオスは繁殖行動を起こさないオスでもメスでもない個体のままでいます
大きな個体がメスになるのは、「卵を多く産める事により子の生存確率が上がり、より多くの子孫を残せるからである。」と考えられているんじゃよ。
それは本当にそうかもしれませんね(^_^ )
メスが死んでしまった場合はそのペアであったオスが性転換をしてメスになり、次に大きな個体がオスになります
性転換をすることさえすごいのに一番大きな者がメスになる・・・
生き物って神秘的だよね!
誠にその通りじゃな。
残念ながらこちらの水槽に、カクレクマノミのコロニー(その種の群れ・集団)を買って入れる事は出来ませんので
ペアで販売していたこの2匹を購入しました(´▽`*)
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かわいい2匹
雑談(少し事実の打ち明け)
|ω・)チラッ
実はこの水槽・・・
私の家にはありません
私の家からほど近い
とあるお店の一角に
置かせてもらってます
ですのでインテリア的にもスペース的にも最適かなと、高さのあるガラス水槽を選んだ訳ですが
(・∀・)周りの皆さんの声も聞かないとね
ということで「なるべく小さくて見た目可愛くて色鮮やかでエサもよく食べて元気なカクレクマノミ!」を入れるには
直に顔を見れない通販では難しいので
ショップで選んできました( ´∀`)bグッ!
最高水位線まで飼育水入ってマス
魚を飼育水槽に入れるために
魚やサンゴを飼育水に入れる際
私は必ず水合わせをします(・∀・)
前記事で「・貝・ヤドカリはポチャン」と書きましたが水合わせの一部である温度合わせは
・・・してましたね(^^;)失礼しました
海水魚の水合わせトリートメント①
海水魚を飼育されている方々は独自のスタイルを持っていらっしゃって千差万別、私も知らない飼育方法もたくさんあると思いますので
ここでは私が実践している
今まで失敗0の
水合わせ方法を紹介します
ただしこの水合わせ方法は、立ち上げ時限定の水合わせ方法となりますのでご注意願います
水合わせは温度合わせから
魚の水温1度の違いは人間の気温10度の違いと同等とされています
急激な水温変化は魚にダメージを負わせてしまうので、ゆっくりと温度を合わせていくのが基本です
ショップで直接購入したり通販で送られてくるお魚は、プロの方がしっかりとパッキングしてくれてます
でも一応ビニールの中の生体が、生きてるか弱ってないかのチェックをします
まずは温度合わせのために、ビニール袋はそのまま封を開けずに飼育水槽に浮かべるのですが
ビニール袋を入れて水槽の水が溢れてしまってはいけませんので、浮かべる量分以上の飼育水を抜いておきます
イメージのための画像です
この時点のコツは抜いた飼育水を捨てずにとっておくことですね
なぜならばまだ飼育水は汚れておらず、後で水槽に戻すからです
飼育水槽は水が循環していますので浮かべたビニール袋が漂わないように水槽のフタなどで固定します( ^^)
30分もあれば水温はほとんど同じくらいになりますので、その間にトリートメントの用意です(^-^;
トリートメントって?
「トリートメント」とは一体何のことなの?と思う方は多いと思います
実際私も初めて聞いたとき脳裏に浮かんだのはシャンプーの後のあれかな?・・・のわけないか^^;
(笑)それとは違うもんじゃよ。
調べたら治療とか処置っていう意味なんですね(=゚ω゚)
ここでいう「トリートメント」を簡単に説明すると、魚を本水槽に入れれる位クリーニングすること
これかなと思います
この行為はとても必要で、長期飼育に直結する大切な作業であると考えています
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うちに10年いるコバルトくん
(ルリスズメダイ)
トリートメントは水際(みずぎわ)の検疫
魚が不調になる病気や場合によっては死に至る病気は多々あり
目視出来るものや出来ないもの、他の魚に感染するだけでなく一度水槽に入ると爆発的に増えるものなど様々なんです
クリーニングといっても、「この魚少し汚れてるからきれいにしてから入れましょうね~(*’▽’)」ではなく
飼育水槽に入れる前に怪我や病気の様子が見て取れたら、その状態に合った治療を推測し施す
病気を本水槽に持ち込まない水際の検疫が「トリートメント」なんですね
この「トリートメント」という作業をするメリットは他にもありΣ(゚Д゚)
外敵のいない場所でしばらく落ち着かせたり、輸送や移動のストレスをゆっくり休ませる事で少しでも取り除いていく
病気をもっていないかどうかの確認以外もこの時にできることです(。-`ω-)
そうなんだね!
そこで私は迎える魚を観察しやすい、透明のガラスケース(小さめのガラス水槽)を用意します
トリートメントおすすめはガラス水槽
30cm規格ガラス水槽がとても使いやすいけど、下の写真ぐらいのでも十分です
25×16×22cmガラス水槽
タライやバケツでもできますが、小さめのガラスケースはおすすめですよ
だって利点がいっぱいなんだもん(。-∀-)フッフッフ
フッフッフ~♪
なんなんじゃお前らは。
上から覗き込むだけではなく横から見えるし、至近距離なので体の表面をくまなくチェックできちゃいます
呼吸の速さもすぐ確認できて、なによりもうすぐ本水槽に入る魚の全様を
今すぐに!見ながら!エサを食べるとこだってщ(゚∇ ゚;Щ)!(注 エサは数日待ちましょう)
という状態で「トリートメント」できるんです・・・いいですよね~
ただし魚が大きすぎると、ガラス水槽では不向きかなとも思います
注)3匹以上の複数や複数種類の同時入水はおすすめしません
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トリートメントに必要なその他
器のガラス水槽とそれ専用のフタはもちろんとして他に必要なものは
- 水換え用ポンプ
- バケツ
エアレーションセット
- エアレーションのポンプ
- エアーストーン
- エアーチューブ
酸素が無いと死んでしまいますからね
- 外掛けフィルター(物理ろ材のみ吸着材なし)
- 水槽用照明器具
- 水温計
ここでいう吸着材は主に”活性炭”といった吸着する製品が入ったものです
これらはトリートメントに使用する水溶薬品も吸着(色素は間違いなく)してしまう可能性がありますので
濾過綿(ろかわた)とかウールマットとか呼ばれる、綿状のろ材のみをフィルターに使用します
照明はチェックと観賞を兼ねてですね
こちらは外掛けフィルターとクールファン
- 水槽用ヒーターとサーモスタット
- 水槽用クーラー(送風機)とサーモスタット
季節によっては温度管理のため必須になります
グリーンFゴールド顆粒
- グリーンFゴールド顆粒規定の半分量
先ほどの話でも触れた薬品ですね
長くなってしまいましたので、これらを用意したところまでを今回のお話として
続きは次回トリートメント②薬浴編でさせていただこうと思います
そしてカクレクマノミの紹介として生体カテゴリーにも記事がありますので、ぜひ合わせてご覧ください(´▽`*)