みなさまいかがお過ごしでしょうか?
管理貝のしったか貝です♪
・・・・・(・∀・;)?
カクレ先生じゃ♪
(;・∀・)!・・・・・・
起き海始まります!
「起き海」クマノミの紹介
よ・・・よろしくお願いします(・∀・;)ノ♪
海水魚の第二弾になります今回は
クマノミをご紹介します(*‘∀‘)
クマノミとは
第一弾ではカクレクマノミを紹介させて頂きましたが、クマノミの名を持つ魚はまだ他にもいるんです
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その基礎たる名前そのもののお魚「クマノミ」を、カクレクマノミ以外ではやっぱり先に紹介したいなと(^-^)
私はこのクマノミも飼育してまして、カクレクマノミと同じくらい好きなのです
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沖縄ダイビングライセンス ワールドダイビングさん<(_ _)>マイリマシタ、とてもかわいい写真・・・いつもお貸しくださってありがとうございます
自然界ではイソギンチャクと共生し、幼魚では口周りから腹や胸びれ腹びれ臀〈しり〉びれなどが透明感のある黄色~淡い黄色をしており、ホワイトバンド以外は薄いオレンジや既に黒・黒茶色に
大きくなってくると体色が目の上部分(額?)からお腹にかけての斜めを境に、背側がオレンジ系色だったものが黒・黒茶色にほぼ変わるなど、住んでいる地域や個体差などの違いでバリエーションも豊富です(´▽`*)
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学名:Amphiprion clarkii
(アムフィプリオンヌ クラルキー)
英名:Yellowtail clownfish
(イエローテイル クラウンフィッシュ)
英名:Goldbelly anemonefish
(ゴールドベリー アナーマヌフィッシュ )
英名:Clark`s anemonefish
(クラークス アナーマヌフィッシュ)
和名:クマノミ
スズキ目‐ベラ亜目‐スズメダイ科‐クマノミ亜科
英名がたくさんあるんだね~
寿命は自然界で平均10年程、飼育下では10年から23年と幅も広く、カクレクマノミに近いくらい生きるのではと考察されています
故 ジャック T.モイヤー博士(アメリカ人の海洋生物学者)が、同じクマノミのメスを観察していた13年・18年間との記録もあるそうなのですが、確実な証拠を私が探しきれず今に至ります
ただ自然界でもそのように長い寿命のクマノミがいた、いる、と私は信じているんです(*‘∀‘)
あと最近ではクマノミを”ナミクマノミ”の名で流通しているみたいですよ(゚∀゚)クマノミと検索したらカクレクマノミがたくさん出てくるほどで、区別するために呼ぶようになったのが現在のところの有力説です
生態
日本では千葉県以南に生息し国内で最も北にエリアを拡大させている種ですが、近年起こった海水温の低下にあたり、サンゴや他種の魚とともに死んでしまった個体が発見されたニュースも放送されていました(>_<)
海外では西部太平洋からインド洋の浅場、サンゴ礁域に生息ています
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⇑ぶーくんさんによる写真ACからの写真
カクレクマノミと同様に浅場でイソギンチャクと共生しますが、大型のシライトイソギンチャクを筆頭にアジサイイソギンチャク・イボハタゴイソギンチャク・サンゴイソギンチャクなど幅広い種に共生することもよく知られているんです
全ての宿主イソギンチャクに共生することから、そのイソギンチャクの生息する水深約20mまでの浅場に住んでいます
なぜイソギンチャクに触れる?
クマノミもやはりイソギンチャクの刺胞毒なんてお構いなしに触っていますね(^▽^;)
それはクマノミ類の持つMg²⁺(マグネシウムイオン)が多い特殊な体表の粘液のおかげであることを、生体カテゴリーのカクレクマノミで書かせていただきましたが、同時にMg²⁺濃度がクマノミ<海水<カクレクマノミとも記述いたしました
クマノミも比較対象になっていることからこちらに追記のような形ではありますが(;・∀・)
クマノミと同じスズメダイ科であるスズメダイの体表Mg²⁺量は1mg/Lと少なく、イソギンチャクに刺されてしまいます
対してクマノミは5mg/Lあり刺されず
海水のMg²⁺は10mg/L
カクレクマノミに至ってはクマノミの実に4倍!海水より高濃度の20mg/Lあるそうです(゚∀゚;)「カクレクマノミの体に、Mg²⁺は多いのか」
マグネシウムが多いから触れるんですね(・∀・)♪
クマノミの選び方
選び方はカクレクマノミと全く同じで良いと思いますがとりあえず(≧▽≦)
・元気かどうか…じっとしていて動かない(魚種による)
・呼吸は荒くないか…さっきまで暴れていたのなら仕方ありません
・目を見る…白く濁ってないかどうか
・口を見る…傷やただれの有無
・鰭を見る…白い点の有無、ボロボロになっていないかどうか、透明な部分が白濁りしてないかどうか
・体表…白い点や白カビのようなものが付いてないか、赤く血がにじんでいるような箇所の有無、白透明な膜が被っているように見えるかどうか
・泳ぎ方…逆さになっていたり、ある方向に寄って泳いでいたり、水槽の壁にぶつかってばかりではないだろうか
・全体的に…痩せ細っていないかどうか
他にカクレクマノミにも少し言えることかもしれませんが、ペアで購入する時の注意があるのですが
メスとオスの体格差が大きすぎてなのかクマノミの気性が少し強いせいなのか、メスが執拗にオスを追い掛け回すなど本当にペアなのか(;゚Д゚)?と思ってしまう個体を稀に見かけた事がありました
これは完全に個人の見解ですのでスルーしていただいて構わないのですが、ある程度の仲の良さも選ぶ条件ではあるのかなと
あとは好みの体色などで選ばれるのがいいと思いますよ(´▽`*)
クラーキークラウン 6-8cm±! 海水魚 クマノミ 餌付け【クマノミ】
飼育の注意事項
クマノミもある程度丈夫な種ではありますが、この注意事項では海水魚を安全に飼育出来る水槽を仮定としたお話になります
①他のクマノミ類との混泳こんえいを避ける〈混泳とは同一水槽内で複数種類の魚を泳がせ飼育することです〉
クマノミ類の中でも強さの優劣はあり、おとなしい性格のハナビラクマノミや小型のカクレクマノミよりは強いかなと思います
大きな水槽ほど優劣間が少ない組み合わせで混泳が成功しております(*^^)
ですが生体に感じさせるストレスを極力減らしたいとの考えや小型水槽の場合は、やはり他のクマノミ類との混泳を避けるべきだと思います
②他種を攻撃する性格が荒い魚や、フィッシュイーター(肉食魚)、泳ぎが下手な魚種との混泳をしない
クマノミ類の中では体高と言いますか体幅がありますので弱くはないのですが
⇑acworksさんによる写真ACからの写真
強気な魚や特にフィッシュイーターとの混泳は絶対に避けましょう(;’∀’)食べられてしまいます
逆に泳ぎ下手な魚種はエサを俊敏なクマノミに食べられてしまい、どんどん弱っていってしまうので不向きです
③水質を各種テスターで定期的に測定し、水質の安全に気をつけましょう
④クマノミとの共生で入れたイソギンチャクが他種の魚を食べてしまう事故
(;・_・)オススメはしませんが上手に飼育されている方はたくさんいらっしゃいますので…でももちろん自己責任ですよ
クマノミ紹介あとがき
クマノミを好きな理由があるのですが
カクレクマノミにはない体形でクマノミ類特有の泳ぎ方や仕草はやっぱりする
カクレクマノミと同等に好きなのはそこなんですけど、これも私の好みの部分なんですね(^▽^;)
マリンアクアリウム・リーフアクアリウムをやっていらっしゃる方の中には、イソギンチャクを好きな方がたくさんいらっしゃいます
⇑かおさんによる写真ACからの写真
これから始める方でイソギンチャクを先行に選び、後で相性の良いクマノミ類をと考えるケースもあるかと思います
そこもやはり個々の好みなのでしょうが、クマノミはその多くの候補に挙がり共生できるお魚なんです(*”▽”)
今回も起き海ありがとうございました♪