起き海にようこそ
水生生物、その他ペットを常に愛でる管理人です(・∀・)ノ♪
今回はとあるサンゴに注目した飼育方法をお伝えしようと思います
ではスタート(´▽`)♪
自宅にマリンアクアリウムを作っちゃう
偶然の産物とでもいうのでしょうか
びっくりするほど簡単に数年、サンゴを飼育していたんです(;゚Д゚)
お部屋のインテリアにもなり、マリンアクアリウムを始める第一歩としても試す価値アリの、お財布にもやさしい仕様になってます
マリンアクアリウム
今回みなさまにお伝えしたいのは、簡単に”マリンアクアリウム”を設置できるお話なんですが
サンゴのみの水槽なんですね(*’▽’)
だったら”リーフアクアリウム”なんじゃないの?と思われるかもしれないのですが
“リーフアクアリウム”だとナチュラルシステムでの、珊瑚礁のような多数のサンゴ生物群を飼育することになってしまいますので
なにより私が実践したのは1種類のサンゴだけですから(;・∀・)
その前に用語のおさらいを
「アクアリウム」とは水生生物を飼う・管理する設備で、個人レベルの設置でも水族館等の大規模な設備でも総じてそのように呼びます
上記の水生生物が海水の生物なら「マリンアクアリウム」
その中の「リーフアクアリウム」はサンゴ群がメインの水槽、珊瑚礁の生息生物が少し一緒にいてもその呼称、の捉え方でいいと思います
ディスクコーラル
数年飼育した1種類のサンゴは「ディスクコーラル」というサンゴです
もしかしてレッドカラーの?
そう!レッドカラーのノーマル個体(´▽`*)スーパーレッドではありません
ディスクコーラルは“ソフトコーラル“という体が軟質の組織でつくられているサンゴ側に分けられており、ソフトコーラルは一般的に飼育難易度はやさしいと言われてます
その中でもこの種はとても丈夫で飼育しやすく、比較的安価(大きさや数にもよるが安いもので3000円程)で購入出来るし色彩も豊富なんです
水質とか照明にそこまでうるさくない感じに育てられ、その間にもどんどん増えます
当時の画像がほとんど無かったのですが、ディスクコーラルの1番古い画像です
“増えます”とも言いましたが増えると同時に個体も大きくなるんです(もちろんその他のサンゴも成長しますが)
被覆タイプのディスクコーラルはその増えた個体数と個体そのものの成長でライブロックをあっという間に覆っていくんですね(^^ )
(下の画像はわかりにくいですが100sサイズのタバコ(タテ約10cm)と比較してます)
コーラル(Coral=珊瑚)の名が付いていながら小さなイソギンチャクの仲間で、非常にゆっくりですが移動もします
朝は正面の見えるところに居たのに夕方にはいなくなってて(゚Д゚≡ ゚Д゚)どこ?裏側の見えづらい場所で発見!(;´∀`)なんてことも多々あったな~
ショップ店員さんも「初心者さんには特にオススメですっ!」とゴリ推しするほどのタフネスさは、「このサンゴが溶けて無くなる水槽なら確実に飼育環境の見直しを図ったほうがよい」と、バロメーターとしてもひと役買っているサンゴです
とはいえ超が付くほど丈夫なサンゴでも、数が増え個体も大きくなれば海水成分の消費も激しいので、添加剤を何種類も買うよりサンゴの必要成分に特化した人工海水を考えました
換水の時にどどっと成分を補える方法を当時チョイスしていたんですね
飼育設備
これだけです(・∀・)
- 30cm規格水槽
- エアレーションセット
- 照明・水温計・比重計
- ヒーター&クーラー
- サンゴに特化した人工海水
- カルキ抜き
- シッタカガイ(・・;)?
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人工海水の中身以外は全てこれで飼育しました(^▽^;)比重計写し忘れました
(画像は夏場Ver.でクールファンは60cm水槽用ですが本来はもう一つ小さい用を使用します)
最終的になぜディスクコーラルの飼育が終わってしまったのかというと、クールファンの寿命と買い置きがなかったというミスだったんです
その時は真夏の暑い日で外出しており、瞬く間に調子を落とし治すことはできませんでした
このことがなかったらきっと飼育はまだ続けていれたかもしれませんね( ;∀;)
この時点でかなりのローコストを実現できているのですがこれで始めるもよし、余裕のある方は水槽と照明を自分好みで選ぶとインテリア性も高まりますよ(*”▽”)♪
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ライブロックのキュアリング
今回の飼育方法では底砂を使用しませんがライブロックを使います
ライブロックの生物濾過はかなりのもので、その浄化能力にも依存するスタイルとなりますので、状態の良いライブロックをショップの最小単位で購入するのがベストです
キュアリングってなに?
洗浄することじゃ
しっかりとショップでキュアリングされているものであればそのまま使いますが、少し生臭みが強かったりしたら購入後にもキュアリングをオススメします
(死滅した微生物がまだ多く残っていたり、汚れなどの有害物が取りきれていない可能性が高いため)
キュアリング方法
人工海水の作り方は”水換え開始!“こちらをご覧ください
①キュア水槽に飼育水温と同程度の水温でつくった人工海水を入れてエアレーションをかける
②ライブロックを入れ、水流を作れるポンプをライブロックに向けて設置後に作動させる
③1日経ったらライブロックを取り出し、海水を排水→キュア水槽を洗浄→新しい人工海水を入れる→ライブロックを入れる
④1週間繰り返す( ^^) _旦~~
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(画像はイメージで作ったものであり、白化したサンゴ石を使用してます。尚、エアーストーンは広範囲に広がるタイプで、ライブロックの下に設置したほうがより良いと思います。)
私は上記の方法でポンプが無いとき、代わりに外掛けフィルターを使うこともあります
そしてバケツで行なったりもします(^_^)
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今回の立ち上げ方法
①ライブロックのおおよその体積分を抜いた飼育水量分を、飼育水温24℃程度で人工海水を作る
②飼育水槽にライブロックを置き人工海水を入れ、水温計を取り付けてエアレーションをかける
③シッタカガイを入れて、”たね水”や海水用バクテリアを入れてふたをする
④季節によってはヒーターやクールファンを使い水温を保ち、水量が減ったら足し水をする
これで1週間待ちます(´▽`*)”たね水”が無く海水用バクテリアのみなら2週間待った方がいいと思います
“たね水”とはすでに海水魚が安定して飼育できている飼育水です
ディスクコーラルを購入するショップで販売しているのなら、購入しておくと立ち上がりを短縮出来ます
飼育方法
まず水合わせですがサンゴの水合わせ方法を記述しておりますので、こちらをご覧ください
サンゴ用のジャームキラーを併用した水合わせなので、使用しなくても大丈夫な方は工程を省いて行なってもいいと思います
個人的には”有害になるものをなるべく持ち込まない”を推奨してます
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水合わせ方法にある30分の温度合わせ後、上の画像のようにバケツ内でビニール袋を開けて、サンゴを浸しながらピンセットで害虫やゴミ、ブラシで汚れ取りを行なうとより効果的です
無事に水槽に入ったらここからが飼育の始まりです(・∀・)
①好きな形でレイアウトを整えたら、照明を設置してフタをする
②水槽の最高水位線までの範囲内であることを確認し、現在の最高水位がわかるようにマスキングテープ等を貼る
③水位が下がったら足し水、水槽が汚れたらたまに掃除の日々を送る
④サンゴの調子が悪いように見えたら7割の換水を行なう
(*’▽’)③と④が維持の基本です!
“足し水”とは
人工海水を足すことではなく、蒸発した水分を足すことです(成分は蒸発せず残る)。ですが塩だれなどフタについた水滴など乾燥して塩が水中外に残りますので、カルキ抜きを入れた水だけではなくその塩分くらいパラッと人工海水を溶かして足し水にすると、海水成分が大きく変動せずにすみます。
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下記のPOINTが最重要(´▽`*)
- 比重計を駆使する
- 足し水のパラッとはたまにで良い
- サンゴ向きの人工海水が前提!
- 適正水温の維持
- サンゴの色に向いた照明
以上を管理人がお伝えしました(・∀・)ノ♪