60cmワイド水槽リメイクの記事もいよいよ大詰めになりました!
こんにちは管理人です(・∀・)ノ♪
前回の自作背面式ろ過水槽その3の続きになります
作っていくうちに…サイズに誤差が生じていくのも面白い出来事なのかもしれません( ゚Д゚)もちろん自分がその水槽を気に入ればいいのです
何かもう負け惜しみに聞こえるんだけど
えーいっ( ;゚Д゚)だまらっしゃーいっ!!
自作背面式ろ過水槽その4
淡水使用をやめて急いで海水に!でも急ぐ必要もなくなってしまい無理せず海水立ち上げなくとも(・_・;)いっそのこと廃棄?でももったいないな…
ここから始まったリメイク水槽ですから納得できる水槽が自作できれば宝物です(´▽`*)
き…綺麗事か(; ・`д・´)!?
違うわーっ‼お前何聞いてたんだーっ‼(゚Д゚;))
接着します(`・_・´)ゞ
海水専用のボンドや接着剤!
それ以外の接着させる商品をそのまま使用するのは、急速および短期的には生体に影響が及ばないかもしれませんが、こと長期的飼育には害を与えているかもしれません
接着剤が水中で有害な成分を出してしまう
接着剤の商品によりますが、硬化していないうちに気がはやり海水を入れてしまったらそんなことがあるかもしれません
また硬化してからも海水に溶けださないとも言い切れない部分もあるようです(・・;)
では塩ビ管を塩ビ用接着剤(おそらく溶剤)で接着し、完全硬化→しっかりアク抜き→塩ビ管を水中で使用、これをサンプ槽などで使用している方も多くいらっしゃいますがどうでしょう
そのせいで水槽内の生態が崩壊したという事例は見聞きしておりません(あったらスミマセン)
だからといって”問題はない”と結論づけはしませんよ(^_^;)長々と書きましたが簡単に言うと”水槽用ではない製品の使用は十分気をつけましょう“ということで、私も含めですが化学物質の生態毒性があることに目をつむるのではなく目を向けてより安全を考えてみましょう
こちらは印刷インキ工業連合会さんの安全データシートの簡単な見方をお借りしました( ^^)安全データシートを調べるうえでとても参考になります
ではさっそく!
アクリルやガラス水槽の接合部は丁寧にとても綺麗に仕上がっていますよね(´▽`*)まさにプロの技です!そして他のブログで自作をなさってる方の仕上がりも凄いものです
でも私がやると画像のように接着剤が大きくはみ出してしまい、見栄えも悪くなってしまいますが(;>_<)ともあれ接着はできました(^^)
23℃湿度50%で完全硬化24時間とウルトラ多用途SUには書いてありましたので、1日以上乾燥させておきます
信越シリコーン 一液型RTVゴム 脱酢酸タイプ クリヤー 330ml 関東当日便
バスボンドいきます(`・_・´)ゞ
どのようにしてからコーキングした!前回の続きになりますが、答えはアク抜きです(・∀・)
乾燥後に水を入れ水を換えしっかりとアク抜きして乾燥させて、これならばもし経年劣化でシリコンが少し剥がれたとしても安全だと思います
ウルトラ多用途SUを使ったのはこの角だけだったのです(だから酢酸系シリコンケチったのか!とは言わないでくださいね)
↑のようにマスキングテープを貼ったら
バスボンドをべったり塗りますがこれだけでは終わりません
マスキングテープをはがした後、なおはみ出している接着剤の上からもしっかりペタペタ
見た目ひどいですがこちら側はろ過槽側なのでセーフでしょう(;’▽’)
えっ・・・
そしてこれは背面からの画像で、ろ過槽の中仕切り部分なのですが
背面のガラス面にくっついていそうで
くっついておりません(;・∀・)
本来の中仕切りは赤い矢印の先端までだったのでこのままでは( ゚д゚)ハッ!・・・ガラス面との間に大きな隙間が!
急遽ガラス面に届かない分を薄板(青矢印)で張りました
マスキングテープを貼り(矢印部分もバスボンド塗りました)
バスボンドを塗る
乾く前にサッとテープを剥がします
反対側です(;^^)薄板を追加しなければもっとシリコンが幅広になるところでした
観賞側のコーキングです(`・_・´)ゞ
こちら側はさすがに失敗できないなと自分でも感じております( ̄▽ ̄;)
ブルーの背面側板の3辺になるべく直線に曲がらないように…(・_・;)と隅を隔ててマスキングテープを貼ったら
バスボンドをニュル~っと隙間の上に出すのです
コテで押し付けながら、バスボンドが隙間にピチッと入っていくようにならして、余分なバスボンドは取り除きますね(*^^)
塗り漏らしも無くすべてなだらかになったことを確認したら、乾かないうちにマスキングテープをはがします…すると
おや?
おやおや(;”∀”)?
おおーっ!(´▽`*)♪♪これは我ながら見事な仕上がりになったのではないでしょうか!
粗探しをしなければの話ですが(笑)やはり角から奥側(背面の下辺)は作業しにくくてこんもりなってしまいましたね
なだらかにしたかったので、少し乾いた後にもう一度奥側を上塗りしたのですが…
このようにうまくいかず更に丸みを帯びたので終わりにしました(;・∀・)良しとして、ほこりが入らないように24時間乾燥させます
アク抜きします(`・_・´)ゞ
しっかり固まったので、最終工程である水漏れチェックとアク抜きに入ります
ここでは漏れの他に強度も見たいので体積の大きい方、観賞側から排水溝となるスリットギリギリまでホースを使い水を張っていきます
漏れも強度も問題ありませんでした(≧▽≦)ヤッター♪
また観賞側にゆっくり水を追加していくとスリットからろ過側に水が落ち、ろ過循環も確認しながら水槽いっぱいの水を張れました
底面左のシリコンが太くて(^_^;)なんとも味のある水槽ですねw、そこは元からのコーキングですけど丈夫さを感じます
きれいな底面を見ているとまたベアタンク(底砂を敷かない水槽)でやりたいな~と思ってしまいますが、今度はサンドを敷く予定なんです
斜め背面横から
真横ですね
そして正面です(´▽`*)
アク抜きは3日も行えば十分なのですが(水の交換も)まだまだ立ち上げの材料もそろっておりませんので、たまに水を入れ換えて常に水が入っている状態をキープしておきます
シリコンが水と触れていないと乾燥してしまい劣化を早めてしまいますからね(・∀・)
大きな水槽が余ってるけど捨てるのもったいないなーってこんなリメイクをご紹介しましたが、少しだけデメリットもあります
それはろ過側に排水する部分のスリットになにか大きなものが張り付いてしまう、そう!詰まってしまい排水できなくなることですね(^^;)
もしかしたら死んでしまった魚であったりイソギンチャクだったり…
前者であればブルーの仕切りを乗り越えた海水がろ過側の両方に流れ込んでしまうので、少し観賞側も汚れてしまうかもしれません
後者であっても同じことですがそれならばイソギンチャクは飼わない、もしくはスリットの前になにか防網を設置するなどの対処が必要となりますね
上記をクリアしたら背面ろ過はメリットだらけ!本当にいいことが多いんです(^-^)
飼育水槽として立ち上がる前にどんな状況でも柔軟に対処できるよう、ケースごとに対応策を考えておきます
ここからまた物語が始まると思うとワクワクしちゃいますね♪万が一読み直してみたいという方がいらっしゃいましたら、こちら60cmワイド背面式ろ過水槽へのリメイク第1弾!からどうぞ(‘▽’;)
今回も起き海ありがとうございました