起き海へようこそ
またまた管理人です(・∀・)ノ♪
こちらは後半戦になりますので(^-^)もしまだご覧になられていない方は
こちら大きめな水槽の水換え方法前半戦をご覧になってからお越し下さると良いかと
では後半戦のスタートです♪
続・マリンアクアリウム水換え方法
目につく汚物やゴミが排水と同時にあらかた吸い取れ、32ℓ分水位が下がったことで飛び出し事故も起こらないでしょう(´▽`)たぶん…
フタ洗い
①フタを外して洗い場まで持っていく
フタ裏はこの通り水滴だらけなので水槽上で斜めに持ち、水を切ってからタオルを添えて移動します
②洗った後のフタを置く(立てかけるなど)場所を確保
③温めの水道水をフタに流しながらダイヤモンドうろこ取りで汚れを落としていく
(*”▽”)やはり塩ですので冷たい水よりも溶けが早いです
④全部洗ったら、先に洗ったフタからタオルで拭く
水槽内のお掃除
①コケ取りクリーナーを使って底面・内壁の掃除
もう一度排水がありますからこの段階で汚れを落としちゃいます
②落としきれない汚れをうろこ取りでゴシゴシ
水槽内のガラス接合部分は接着の上にシリコンで水漏れしないようになっています
シリコンの部分を傷つけたり剥がしてしまうおそれがあり、経年劣化も早めてしまうのでその付近はやさしく掃除しましょう
僕たちがいると水槽がきれいになってるでしょっ♪
シッタカガイは水槽内面の苔など食べてくれるから助かるわい
③洗い終わったら排水用バケツに、コケ取りクリーナーのスポンジやうろこ取りの水分をしぼる
汚れが付着しているので水槽でしぼらず、排水量も量れるのでバケツでしぼる(゚∀゚)
さらに飼育水の排水
①水槽に設置してある装置(フィルター類や水流ポンプ等)が、水位の減りよってエアーを噛んだり空転・ヒーターが水中より露出(空焚き)など、起こりそうなものは電源を切っておく
特に水流ポンプを水面に向けてあったりヒーターの空焚きは、製品の故障や火事に結びつきますので注意が必要です(; -`ω-)
②装置の確認が済んだら、掃除で出た汚れゴミを吸引しながら排水する
生体の数も確認するといいですね(^-^)
③8ℓを4回、32ℓの排水終了
これでフタ掃除前の排水量と足せば総排水量が64ℓになりましたね(*‘∀‘)
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では次の作業に急ぎましょう(・∀・)
作った人工海水を入れる
前回のPICKUP画像に写ってなかった(;’▽’)っペタペタ
バスポンプの蛇腹ホースです(*^^)
手伝ってくれる人がいるなら持ってもらいますが一人なので
①マスキングテープを使いホース片方の出口を水槽内に向けて縁に固定する
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画像のようにフタ受けも固定を助けます
②タライにエアレーションをかけてあるバケツの水8ℓを移し、人工海水と混ざったら一旦バスポンプを止める
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これで海水濃度は整いました(*^^)bグッ…しかしホント満タンですね~、混ざり合う前にポンプを止めないように気を付けます
③エアレーションを止め、ストーン付きチューブと水温計のセンサーコードを抜き取り、バスポンプの排出口に蛇腹ホースのもう片方をきっちりはめる
④片手でタライ水中のバスポンプ上部を押さえ、空いた方の手でバスポンプのスイッチをONにする
スイッチを入れると海水を吸引しはじめたホースは、ホース内を通る海水の重さで”くの字”に!
この時固定したホースの先をすぐに確認(水槽内に海水が放出されているか)
放水の勢いもそこそこありますので、ホースの先が暴れないようにしっかり固定しておくのがコツです(´▽`*)
もしも外側に飛び出たらすぐにスイッチをOFFです。冷静にタオルを手に取り拭きましょう。
慌ててケガしたらいかんからの
⑤タライの海水が無くなり始めたらタライを少し傾けたまっている部分で吸引、ポンプが空転したらスイッチをOFF、ホース内の海水がポンプ側に戻ってきますのでポンプは持ち続け、水槽側のホースが飼育水水面に浸ってないことを確認する
タライに残る人工海水を最小限にしようといろいろ試した結果、⑤のようにするのがいいかなとは思いました(・_・;)
上記の⑤でホースが水面に浸ってない確認が必要なのは
強制的にポンプ吸引口から海水を吸引→海水が無くなり空転→それでも空気を吸い込みホース内に圧がかかる→ホース内の海水は水槽に送られる力の無いまま残っている→スイッチを切ると圧の解放と高低差により海水は一気に下降→サイフォンの原理→水槽のホース先が水上に抜けるまで海水をタライに戻し続ける
(サイフォンの原理とは…近年ではこれにより水が動くのは大気圧ではなく重力と言ったほうが正しいなど定義が変わったらしいのですが、短文で解り易いのはこちらからサイホンの原理)
水槽に送ったのに逆流しちゃうのか~
そのうえポンプ側を押さえるなどしておかないと、勢いでぐにゃぐにゃと暴れますので注意が必要です(;・∀・)
⑥ホース内の人工海水がタライに戻り、出なくなったらマスキングテープを用量切って水槽上部に端を貼り、ポンプ側からホースを外す
⑦ホースが人工海水に浸かっていた部分をタオルで拭き、貼っておいたマスキングテープを使って同位置に拭いたホースの先を巻き込み貼って固定しておく
まだホース内に海水残りがあるとたれてきますから、初めに固定したホース側よりも高い位置に反対側を固定しておきましょう
⑧タライを持って残りを水槽に入れ、装置を通電させてよかったらこの時に通電再開
もう一回人工海水をつくる
64ℓの飼育水を排水したのでタライの32ℓはまだ半分ですね(^▽^;)
①人工海水(粉末)を電子はかりで量ってタライに入れる
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少し比重を調整したいので(比重を上げたい)20g多めにしました
(多くしなくとも普通の量で水換え前より比重が上がる、のは解ってましたが感覚的なものです)
②8ℓを3回タライに入れバケツにも8ℓ、1回目の作り方(前半戦の水換え開始!を参照)と同様にポンプで撹拌させておく
③②の間に水槽の外面を水垢はダイヤモンドうろこ取り、タオルで拭いて仕上げにティッシュで拭くなど掃除する
水槽外面の汚れが一番目立った部分なのですが(;´・ω・)見づらかったらスミマセン
2本ある塩だれの左を掃除しますね
軽くこすってからティッシュで拭きとり
実は5か月以上放置の塩だれですがきれいに落とせました(*’▽’)♪
窓ガラスを新聞で拭くとピカピカにという生活の知恵を知っていたのですが、新聞のインクが手に付くので続けざまに海水触ったらまずいかと思い、ティッシュを仕上げに使ってます
④水槽の周囲も拭いて外側も完了です
2回目の人工海水を水槽へ
①バケツのエアレーションを外しタライにバケツの水を入れる
②ポンプで撹拌後にエアレーションと水温計を外し、ポンプのスイッチを切る
③先ほど水槽に貼って固定したホースをはがしてポンプに装着し、もう片方のホースの先部分を飼育水の最高水位より下にならないよう、マスキングテープとフタを使い固定する
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水面にダイレクト当らないようにするため給水が内壁をつたうようにし、テープはホースをくるっと巻き外壁に貼り、ホースが上に起き上がっても止まるようフタでストッパーをします(画像は終わった後のものでした)
④バスポンプスイッチONで水槽側のホースを確認
⑤ポンプが空転したらスイッチOFFでホース内海水がタライに流れ終わったら、ポンプからホースを外して先を上方向に持つ
⑥ホース先を高く上げ徐々に水槽側にホース内の海水を送り、水槽側固定テープを水面より遠い側を剥がす
⑦ホースの両側先を片手でつかみ、空いた方の手でホース中腹を上げて海水を流し、残ったテープを剥がしながらホースの海水が無いことを確認
⑧水はねがあれば拭いてフタをし全部の装置動作を確認後、後片付けで終了です( ^^) _旦~~
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最終の比重は1.024のちょっと上になりました(・∀・)
水換えのあとがき
長かったこともあり2記事にわたってお送りしましたが(≧▽≦)この水換えは通常換水で定期換水とも呼ばれます
魚を飼い始めたばかりの頃では「自分の水槽の換水ペース」を知ることが飼育の基本になります
そのためには水質を調べることが必要で、水質の変化を見て取ることも換水をしなければ分からないことなんです(^^;)
通常換水を重ねた先に、その水槽の定期換水があるんだなと思いますが…生体を増やしたらまた定期がずれるんでしょうね
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この水槽の水換えは5ヶ月ぶりです
水量に対して匹数が少ないのと、長い稼働で濾過槽の安定
そんな環境のおかげかなと思っています(´▽`*)
今回も起き海ありがとうございました